イオンモール、平塚で大型商業施設を着工 2023年春の開業予定

2022年1月29日 07:29

 イオンモールは神奈川県平塚市大神のツインシティ大神地区で、まちづくりの中核となる大型商業施設「平塚プロジェクト(仮称)」の建設工事を近く始める。神奈川県などが進める環境共生都市づくりの中核施設として、新しいライフスタイルや体験を発信する。

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 平塚プロジェクトは敷地面積約13万1,000平方メートル。延べ床面積約6万7,000平方メートルの大型商業施設を建設し、うち約3万3,000平方メートルがテナントに賃貸される。出店予定店舗などは公表されていないが、3,300台分の駐車場を整備して2023年春の開業を予定している。

 計画地は神奈川県を南北につなぐ国道129号に面し、近くに圏央道、東名道、新東名道のインターチェンジがある。神奈川県と平塚市、寒川町は東海道新幹線の新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川をはさんだ平塚市大神地区を新しい道路橋で結び、川の東西が一体となった環境共生都市「ツインシティ」の建設を目指している。

 ツインシティ大神地区は広さ68.8ヘクタール。ツインシティの平塚市側にあり、土地区画整理組合による土地区画整理事業で宅地造成や道路、公園など公共施設の整備が進められているほか、大神地区の北側に立地した企業が操業を開始している。

 広域交通の結節点にある特性を生かし、交流と連携のゲートづくりや新産業の創出も目標に掲げている。計画人口は約3,300人。その暮らしを支え、地域の交流の場となる施設としてイオンモールの平塚プロジェクトが整備される。

 イオンモールは、地域環境と共生した地球にやさしい都市の中核として、地域のにぎわいや交流を生み出し、新しいライフスタイルと体験を発信できる施設内容を目指す。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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