厚労省、濃厚接触者を検査なしでも感染と診断可能へ 自治体判断で

2022年1月25日 17:50

後藤厚生労働大臣は24日、COVID-19感染が拡大して受診や検査に時間を要する地域では、感染者の濃厚接触者に対して発熱などの症状が出た場合、医師の判断で検査をしなくても感染したと診断できるようにする方針を決めたそうだ(NHK毎日新聞)。 こうした方針は自治体側の判断で行えるようになるという。オミクロン株の蔓延で外来診療が逼迫している地域向けの対応として設定されたもので、厚生労働大臣は「迅速に患者を適切な検査や療養につなげるための対応」と述べている。若くて基礎疾患がないなど、重症化リスクが低い人は、症状があったら受診前に抗原定性検査キットで検査することや、電話やオンライン診療などの遠隔医療を活用するようにも呼びかけるとしている。 

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