ミュージカル映画『シラノ』“純愛三角関係”を描く不朽の名作、ジョー・ライト監督が再構築

2022年1月13日 11:15

 ミュージカル映画『シラノ』が、2022年2月25日(金)より公開される。監督はジョー・ライト。

■不朽の“純愛三角関係”をジョー・ライト監督が再構築

 ミュージカル映画『シラノ』は、世界各地で上演され、映画化・ミュージカル化もされている名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を原作とするもの。不朽の純愛三角関係を『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライト監督が壮大なスケールで再構築し、豪華スタッフ&キャストと共にロマンティックなミュージカルムービーとして昇華した。

儚くも美しい純愛三角関係を、躍動感あふれるミュージカルシーンと圧巻の映像美で綴る。グラミー賞受賞ロックバンド「ザ・ナショナル」が制作したオリジナル楽曲「Someone to say」にも注目だ。

 <映画『シラノ』あらすじ>
物語の舞台は17世紀フランス。剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士シラノは、仲間たちからも絶大なる信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、想いを寄せるロクサーヌに、心に秘めた気持ちをずっと告げることができない。

そんな胸の内を知らないロクサーヌはシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンに惹かれ、こともあろうにシラノに恋の仲立ちをお願いする。複雑な気持ちを抱えながらも、愛する人の願いを叶えようとするシラノは、溢れる愛情を言葉で表現する才能がないクリスチャンに代わって、自身の想いを文字に込めて、ロクサーヌへのラブレターを書くことに・・・。果たして、三人が求める純真な愛の行方は――。

■主人公シラノはピーター・ディンクレイジ

 キャストには、HBO制作のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞やゴールデングローブ賞などに輝き、『パーフェクト・ケア』にも出演する実力派俳優ピーター・ディンクレイジ、『マグニフィセント・セブン』などで知られる若手女優ヘイリー・ベネット、『WAVES/ウェイブス』のケルヴィン・ハリソン・Jr.が集結。複雑に絡み合う三角関係を、繊細に演じる。

 主人公・シラノ...ピーター・ディンクレイジ
剣豪かつ詩人。剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士。華麗な剣豪姿とは裏腹に自分の容姿に自信が持てず、ロクサーヌへの想いを打ち明けることができない。

第79回ゴールデングローブ賞においては、<コメディ/ミュージカル部門>の最優秀主演男優賞にノミネートされたピーターの高い表現力にも注目だ。

 ロクサーヌ...ヘイリー・ベネット
シラノの親友であり、思い人であるヒロイン。シラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンに惹かれ、シラノに恋の仲立ちを依頼する。

 クリスチャン...ケルヴィン・ハリソン・Jr.
ロクサーヌが片思いをする口下手な青年。

■賞レースにも注目

 映画界から高い注目を得ている『シラノ』は、世界の名だたる映画祭の賞レースに参戦。アカデミー賞の前哨戦とされる第79回ゴールデングローブ賞では、最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門:ピーター・ディンクレイジ)の主要2部門にノミネートされた。またデトロイト映画批評家協会賞では作品賞・主演男優賞において受賞を果たしている。

【詳細】
ミュージカル映画『シラノ』
公開日:2022年2月25日(金)
出演:ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.
監督:ジョー・ライト
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ガイ・ヒーリー
脚本:エリカ・シュミット
原作:エドモン・ロスタン
製作総指揮:エリカ・シュミット、サラ=ジェーン・ロビンソン、シーラズ・シャア、ルーカス・ウェブ、マット・バーニンガー、カーリン・ベッセル、アーロン・デスナー
音楽:ブライス・デスナー&アーロン・デスナー
原題:CYRANO

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