米国人、個人情報の取り扱いではAppleよりGoogleやAmazonを信じる
2021年12月24日 19:33
headless 曰く、 Apple が個人情報やオンラインアクティビティに関するデータを適切に扱う企業だと信頼する米国人は半数近くに上るものの、Google や Amazon を信頼する人の方が多いようだ (The Washington Post の記事、 調査報告書、 9to5Mac の記事、 Mac Rumors の記事)。
この結果は The Washington Post と Schar School of Policy and Government が 11 月 4 日から 22 日まで実施した標本調査によるもので、1,058 人のインターネットユーザーを含む 1,122 人の米国人が回答している。設問は Amazon / Apple / Google / Microsoft / Facebook / Instagram / TikTok / WhatsApp / YouTube の 9 社 / サービスについて信頼の度合いを尋ねるものだ。
Appleは「非常に信頼する」「それなりに信頼する」の合計が44%となっており、Microsoft (43%)よりも信頼されているが、Google (48 %) やAmazon (53 %) を信頼する人の方が多い。ただし、Googleは「あまり信頼しない」「全く信頼しない」の合計も 47 % と多かったのに対し、AppleとAmazon は各 40 % にとどまる。また、Appleを非常によく信頼する人は 18 % で、各 14 % の Amazon や Google よりも比率が大きい。
一方、Facebook / Instagram / TikTok / WhatsApp / YouTube を非常によく信頼する人は1桁にとどまる。Facebook を信頼しない人は 72 % と圧倒的に多く、2 位の TikTok (63 %) に大きな差をつけている。なお、The Washington Post を所有するジェフ・ベゾス氏は Amazon の創業者である。