トルコリラ円今週の予想 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2021年12月17日 17:48


*17:48JST トルコリラ円今週の予想 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『16日のトルコ中銀会合で、政策金利の引き下げが予想されていることから、売りが強まり、最安値を更新する可能性が高いだろう。』と述べています。

続けて、『トルコのネバティ副財務相は先月25日、トルコは利下げを継続する決意だと表明した。11月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比21.3%の大幅な上昇となった。16日に政策金利が14.0%に引き下げられれば、名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は−7.3%に落ち込む見込み』と伝え、『ただ、中銀は通貨安を懸念していないわけではないようだ。トルコ中銀のカブジェオール総裁は2日、来年1月以降は積極的な金融緩和を休止する考えを示した。国内投資家との月次電話会議で同総裁は、12月に追加利下げを実施する余地は限られていると述べたという』と解説しています。

また、『外国為替市場では、リラ買い介入を行っているようだが効果はない。トルコ中銀が利下げ打ち止め姿勢を見せなければリラ売りは継続し、最安値を更新しよう』と考察しています。

なお、『格付け大手のS&Pは予告なしにトルコ格付けの見通しを引き下げた。格付けはB+で据え置いたが、見通しはネガティブと、前回の安定的から引き下げた』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについては、『7.50円~9.50円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月14日付「トルコリラ円今週の予想(12月13日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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