消臭・除菌できる車載用の低濃度オゾン発生器、コムテックが発売
2021年12月15日 11:39
ドライブレコーダーを製造販売するコムテックは、タムラテコと共同開発した車載用低濃度オゾン発生器「JD1000」を、12月17日より全国量販店で販売する。
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今回発売される車載用低濃度オゾン発生器は、車内の6大付着臭である「タバコの臭」「エアコン臭」「体臭・汗臭」「食べ物臭」「カビ臭」「ペット臭」をオゾンエアで消臭。新型コロナウイルスの感染拡大以降注目が高まっている車内のウィルスや細菌も、除菌する。
設定は、コンパクトカーからミニバンまでクルマに合わせて可能。付属のバッテリーを使用すれば、停車中で電源供給がない状態でも最大12時間稼働する。
共同開発を行なったタムラテコは、消防、救急、警察などの公的機関に多数採用実績を持ち、製造しているオゾン発生器は、2,000台以上の救急車に搭載されているという。
近年、車内でタバコを吸う人は少なくなったが、代わってペット臭がクルマの買取ではマイナス査定となる。実際、日本自動車査定協会の査定基準では、ペットの異臭があると4万円減額されるため、売却前にはペット臭をできるだけ取り去りたい。そんな時にもこの「JD1000」は活躍するだろう。
大きさは48(W)×100(H)×47(D)/mmと、手のひらサイズのコンパクト設計なため、設置場所も選ばなくていい。メーカー希望小売価格は3万1,680円(税込)。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)