Amazon Web Servicesで大規模障害 米国系サービスを中心に影響
2021年12月8日 17:44
Amazon Web Services(AWS)で7日に障害が発生し、その影響で米国に拠点を置くサービスを中心に影響が出ているようだ。障害が発生しているのは米国東部にあるUS-EAST-1リージョン。原因は、US-EAST-1リージョンにある複数のネットワーク機器の障害だとしている。この問題はAmazonの監視およびインシデント対応ツールの一部にも影響を与えた。午前10時の段階では大半の障害は復旧しつつあるようだ。日本時間の9時35分に行われたAWS Service Health Dashboardの更新情報によれば、ネットワーク機器の問題が解決したため、障害の出ているサービスの回復に向けて取り組んでいるとしている(AWS Service Health Dashboard)。 CNETの報道によると、この障害の影響により「Disney+」「Robinhood」「Barclays」「Slack」などのサービスにも影響があったとしている。またBloombergによれば、配送ドライバーと連絡に使うAmazonのアプリがダウンしたことから、ドライバーが配送ルートの割り当てや荷物を受け取れないなどの問題が起き、米国内で商品配送に影響が及んでいるとされる。また一部ゲームサービスなどでも影響が出ているとの告知が出ている(CNET、Bloomberg、Dead by Daylight公式)。