ワンセグ・フルセグ搭載スマホ、2021年の新製品はゼロ
2021年12月3日 18:29
ITmediaの記事によると、スマートフォンからテレビ視聴のためのチューナー機能が消えつつあるそうだ。2021年に発売された製品ではワンセグ・フルセグともに搭載された製品はなかったという(ITmedia)。 現行でワンセグに対応しているのは、京セラ製の「かんたんスマホ2」(ソフトバンク)、シャープ製の「シンプルスマホ5」(ソフトバンク)、FCNT製の「らくらくスマートフォン F-42A」(NTTドコモ)の3機種。新製品としては2022年2月以降発売予定のFCNT製「らくらくスマートフォン F-52B」(NTTドコモ)が予定されている。いずれもシニア層向けのスマートフォンだという。 記事ではワンセグ・フルセグが廃れた理由として、通信の性能の向上や動画配信の普及、そしてテレビ離れという3つの理由があるとしている。一方でシニア向け端末でワンセグ搭載が残っている理由としては、シニアユーザーがアプリを利用して動画配信を視聴するのはハードルが高いと思われるためだメーカーが話しているそうだ。また災害時の情報入手の手段として一定の需要があるとのこと。