「サンダーバード55/GOGO」、異色コラボで全国駆け巡る
2021年11月29日 10:54
日本語劇場版「サンダーバード55/GOGO」(監督スティーブン・ラリビエーほか、2022年1月7日公開、1月8日からオンライン上映)で、サンリオ、アパホテル、東京・中野ブロードウェイなどとの異色コラボが決定し、12月1日から随時スタートする。
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同作は、秘密組織「国際救助隊」が、スーパーメカのサンダーバードを駆使して危機に瀕した人々を救う様を描く英国発SF人形劇の、シリーズ54年ぶりの新作。日本上陸55周年プロジェクトの目玉企画で、構成をシリーズの熱烈ファンを公言する樋口真嗣監督(56)が担当することも話題だ。
スーパー(特別な)マリオネット(操り人形)、アニメーションをミックスしたスーパーマリオネーションと呼ばれる特撮技術で誕生した人形ながらリアルさを醸す魅力を、往年のファンからシリーズをリアルタイムで知らない世代までに伝える狙いで、異色のコラボが続々お目見えする。
まずアパホテルとのタイアップCMが12月1日から2022年1月10日まで地上波で全国放送される。続いてJR西日本では12月下旬から1月中まで(予定)、サンダーバード鉄道と題し、京阪神エリアの電車内や停車駅にポスターを掲出。
サンリオでは、人気キャラクターのポチャッコ・ハンギョドン・バッドばつ丸・けろけろけろっぴ・タキシードサム・あひるのペックルが登場。サンダーバードの国際救助隊が着用する制服を用いて、特別ユニットのコラボグッズを発売する(販売開始日など詳細は公式サイトで発表)。
サブカルの聖地として知られマニアに人気の東京・中野の商業施設には、入口などに大型ポスターを掲出。国際救助隊の面々が来訪客を〝お出迎え〟する(12月18日から22年1月16日)。東京23区内では、タクシー会社のチェッカーキャブが映画ラッピングタクシーを走らせる(12月15日から2022年1月14日)。他にも複数企業とのコラボが決定している。
(記事:斉藤蓮・記事一覧を見る)