みずほグループ、基幹システムを関西にも リスク分散図る方針

2021年11月18日 17:27

今年は様々なシステム上の問題の多発したみずほフィナンシャルグループだが、日経新聞の記事によると、2022年度以降はみずほ銀行の基幹システムの置かれているデータセンターを大阪府内に分散していく方針であるという。現在は東京多摩にデータセンター、千葉県内に災害対策拠点が存在している。みずほは統合前の旧3行とも関東にあったことから、データセンターは関東に集中していた。今後はほかの大手銀行と同様にメインと災害用のバックアップ拠点を東西に置き、災害などの発生時のリスクの分散を図るのだそうだ(日経新聞)。 22年度までに大阪府内に環境を整えて、翌年度の機器交換タイミングなどで順次、移行を進めていくそうだ。なお、データセンター間の移行作業は負荷がかかる可能性が高いことから、再トラブルが発生しないように金融庁も警戒を強めているらしい。 

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