三菱鉛筆ら、ボールペンのインク収容管を紙で構成した替え芯開発 世界初
2021年11月8日 16:59
三菱鉛筆は2日、ボールペンのインクを保存する収容管を紙製にすることに世界で初めて成功したと発表した。この紙製のインク収容管は日本製紙と昭和丸筒の協力を得て開発されたもので、3層の独自の開発紙と最外層のパーチメント紙で構成された全4層構造となっている。これにより従来の替え芯との比較で、プラスチックを約88%ほど減らすことに成功したそうだ。インク量は同社のジェットストリーム スタンダード(SXN-150系)替え芯の約1.6倍ほどあり、長期間使用できるとしている(三菱鉛筆リリース)。