NY金:続落で1763.90ドル、米量的緩和策の縮小を想定した売りが入る
2021年11月4日 07:30
*07:30JST NY金:続落で1763.90ドル、米量的緩和策の縮小を想定した売りが入る
NY金先物12月限は、続落(COMEX金12月限終値:1763.90 ↓25.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-25.50ドルの1763.90ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1758.50ドル-1789.30ドル。米量的緩和策の縮小が正式に決定されることを想定してアジア市場の序盤から売りが優勢となり、ニューヨーク市場の中盤にかけて1758.50ドルまで下落した。連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で11月より量的緩和策を縮小することが予想通り決まったことを受けて、一時1777.00ドルまで戻した。ただ、長期金利の反発や株高を意識した売りも入っており、通常取引終了後の時間外取引では主に1770ドルをやや上回る水準で推移した。《FA》