Windowsのバージョン別シェア、Windows 10が80%超える
2021年11月3日 16:25
StatCounter の Windows バージョン別シェアデータによると、Windows 10 のシェアが 10 月に初めて 80 % を超えている。
Windows 10 のシェアは 9 月から 1.60 ポイント増の 81.44 %。2 位のWindows 7 は 9 月に 2010 年以来初めて 15 % を割っていたが、10 月も減少が続いて 13.56 % (1.21 ポイント減) となった。そのほかの Windows バージョンで増加したものはなく、減少幅も 1 ポイント未満と小幅な変動となっている。ただし、Windows 11 はランキングに全く入っていない。
StatCounter は提携サイトにアクセスしたブラウザーの User Agent 文字列から OS を判別するため、Windows 10 と区別できないようだ。同じバージョンの同じブラウザーであれば、Windows 10 でも Windows 11 でも User Agent 文字列は同一だ。OS を示す部分の文字列は Windows 10 / 11 ともに「Windows NT 10.0」となる。昨年 10 月分を最後にシェアデータ更新を停止すると発表した NetMarketShare は現在も更新を続けているが、Windows 10 / 11 を区別できない状況は同じようだ。
なお、AdDuplex の Windows 10 / 11 バージョン別シェアデータ 10 月分によれば、Windows 11 (21H2) のシェアは 4.8 %、Insider ビルドを合わせた合計で 5.1 % となっている。ちなみに、最も大きなシェアを獲得しているのは Windows 10 バージョン 21H1 (37.6%) で、20H2 (34%) と 2004 (14.1%) が続く。
Steam でも 10 月には Windows 11 64 bit は 1.82 % のシェアを獲得しており、1 位の Windows 10 64 bit は 1.08ポイント減 (89.43%)、2 位の Windows 7 64 bit は 0.92 ポイント減 (3.89 %) となった。