品川駅の駅ナカ商業施設「エキュート品川」、12月1日にリニューアルオープン
2021年11月1日 16:34
JR品川駅の駅ナカ商業施設「エキュート品川サウス」(東京都港区高輪)は、12月1日に施設名称を「エキュート品川」に統合し、惣菜・スイーツゾーンをリニューアルオープンする。新業態2店舗をはじめ、初出店店舗を多数集めて品川駅の中心エリアを一新する。
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エキュート品川サウスは、飲食店を中心とした商業施設「ディラ品川」を改装して、品川駅中央改札内に2010年に開業。店舗面積が約1,800平方メートルで、物販、飲食など約40店が入居していたが、9月から改装工事で一時休業している。
リニューアルでは、同じ中央改札内に2005年から営業しているエキュート品川と名称を統合。リニューアル対象エリアを来店客がスムーズに買い物できるよう、スイーツの「360°ひとめぼれシアター」、弁当・惣菜の「Life base PIT」と名づけて区分けする。
主な出店予定店舗は、新業態店が洋菓子店で、ルビー色のお菓子をテーマにする「ベリー・ルビー・カット」、ラテアートをテーマにスイーツを展開する「フィオラッテ」の2店舗。ともに記念品プレゼントなど開店キャンペーンを予定している。
エキュート初出店が、デリカ専門店の「東急ストアフードステーションミニ」、東京・日本橋に本店を構える江戸前天丼の「日本橋天丼天むす 金子半之助」、和洋菓子の「菓匠三全」、洋菓子の「フェルム・ラ・テール美瑛」。ほかに、土産・弁当の「ハナガタヤ」、寿司の「魚力海鮮寿司」、デリの「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」などが新登場する。
エキュートは、JR東日本グループが推進する駅の改札内商業施設。駅の環境計画からマーチャンダイジングまでを一貫して行う。鉄道と商業施設はもともと違う分野と考えられていたが、一体化することで新たなビジネス分野の開拓を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)