政府、米メルク開発中の新型コロナ飲み薬を年内調達方針
2021年10月8日 08:12
政府は米製薬大手メルクの製造するCOVID-19経口薬「モルヌピラビル」を年内にも特例承認し、供給開始を目指す方向であることが分かった。メルクの日本法人である「MSD」のカイル・タトル社長らによるインタビューで分かったという。このモルヌピラビルは、軽症患者向けのもので、最終段階の治験で患者の入院や死亡リスクを半減させる効果があるとしている。この薬の共同治験には日本も参加している。1日2回、5日間服用することにより体内でウイルスの増殖を抑え、入院や死亡リスクを半減させる効果があるそうだ。同社では年内に世界で1000万人分供給が可能になるとしている(読売新聞、NHK)。