NY為替:米議会でつなぎ予算可決も円買い優勢

2021年10月1日 06:51


*06:51JST NY為替:米議会でつなぎ予算可決も円買い優勢
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は112円01銭から111円24銭まで下落し、111円27銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数は予想外に増加したほか、9月シカゴ購買部協会景気指数が予想以上に悪化し、金利が低下に転じドル売りが優勢となった。イエレン米財務長官やパウエルFRB議長が「債務上限の引き上げがなければ壊滅的」と警告すると株安に連れリスク回避の円買いに拍車がかかった。つなぎ予算が可決されたことで連邦政府機関の一部閉鎖は回避される見通しとなったが、ドルの上値は重いままだった。

ユーロ・ドルは1.1598ドルまで上昇後、1.1563ドルまで反落し、1.1578ドルで引けた。ユーロ・円は129円73銭から128円79銭まで下落。ポンド・ドルは1.3517ドルまで上昇後、1.3447ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9356フランからまで上昇後、0.9315 フランまで下落した。《MK》

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