MIRACLE LINUX 8.4が無償提供へ 有償サポートサービスも
2021年9月22日 16:43
サイバートラストは16日、国産Linux OS「MIRACLE LINUX 8.4」を10月4日から提供開始すると発表した。RHELクローンのCentOS開発終了を受け、従来は有償提供となっていたMIRACLE LINUXを8.4からライセンスフリーとして公開することを決めたとしている。MIRACLE LINUX 8.4は、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)8.4 をベースに開発されたもので、CentOS 8からの移行ツールが用意されている。これによりインストールをやり直すことなくMIRACLE LINUXに移行できるとしている。RHEL 8.4のクローンであることから、CentOS 8ソフトウェアの構成と合わせて同等の運用が可能になるとしている(サイバートラストリリース、PC Watch)。 有償サポートサービスについても行われる。障害解析や技術問合せ対応のほか、CentOSからの移行に関するQ&A対応のほか、CentOSを利用する企業向けの個別提案、数千台規模のサーバー全体の保守・サポート向けの個別メニューを提供するとしている。