ミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スティーヴン・スピルバーグ監督・製作でリメイク
2021年9月20日 11:34
スティーヴン・スピルバーグ監督・製作、映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が、アンセル・エルゴート主演で2021年12月10日(金)に日本公開。
■『ウエスト・サイド・ストーリー』とは
「ウエスト・サイド物語」は、1957年に誕生したオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル。1957年のニューヨークを舞台に、ジェットとシャークの敵対する2つの少年非行グループの闘争の中、若い男女が許されざる恋に落ちる様を描いた作品だ。
1961年には「ウエスト・サイド物語」として映画化され、第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞した。そして、今日までミュージカル映画の名作として、時を越えた人気作品として語り継がれている。
■主演に『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート
そんな名作を、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作で再びスクリーンへと蘇らせる今回。主演・トニー役には、『ベイビー・ドライバー』で一躍注目を浴びた若手実力派俳優アンセル・エルゴートを迎える。
また、トニーと恋に落ちるマリア役は、新人のレイチェル・ゼグラー。レイチェルは、SNSで人気アーティストのカバー曲などを披露し、そのパワフルな歌声で注目を集め、公開オーディションでは30,000人の中から大抜擢された。最近ではディズニーの実写版『白雪姫』のヒロインに起用されることも話題。
さらに、アニタ役にブロードウェイミュージカルでトニー賞助演女優賞にノミネートされたアリアナ・デボーズ、シャークのリーダーでマリアの兄ベルナルド役には『ビリー・エリオット』ビリー役でトニー賞受賞したデビィット・アルヴァレス、シャークのチノ役にはジョシュ・アンドレスがキャスティングされている。
前作でアニタ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノは、本作でバレンティナを演じ、製作総指揮も務める。
■珠玉のミュージカル・ナンバーにも注目
『ウエスト・サイド・ストーリー』を象徴する名曲にも注目。レナード・バーンスタインとスティーブン・ソンドハイムが生み出した「Cool(クール)」「America(アメリカ)」「Somewhere(サムウェア)」といった珠玉のミュージカル・ナンバーを、豪華キャストによるダイナミックなダンスと歌唱で楽しむことができる。
■スピルバーグのほか豪華制作陣、『美女と野獣』マット・サリバン音楽総指揮
スティーヴン・スピルバーグのほか制作陣も強力メンバーを揃えた。
脚本は、『ミュンヘン』『リンカーン』を手掛けたトニー・クシュナー。振り付けは、トニー賞振付賞受賞のジャスティン・ペック。そして、音楽総指揮は『アラジン』『美女と野獣』『シカゴ』のマット・サリバンが担当する。
さらに、リタ・モレノとともに製作を担当するメンバーとしてトニー賞受賞のケビン・マコラムと、スピルバーグ監督作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『レディ・プレイヤーズ1』にも関わっているクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。
【詳細】
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』
公開日:2021年12月10日(金)
提供:West Side Story Twentieth Century Fox
原題:West Side Story
監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー
製作:ケビン・マコラム、クリスティ・マコスコ・クリーガー、リタ・モレノ
出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレス、コリー・ストールなど
製作:20世紀フォックス映画
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
オリジナル・サウンドトラック:ハリウッド・レコード
<映画『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ>
物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功、そして自由を求める多くの移民たちがいた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダーのトニーは、対立するシャークスのリーダーの妹マリアと出会い、一瞬で惹かれあう。ふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。