ホンダ、原付二種の125ccエンジンに新型「8BJ型」 リファインしたCUBとモンキーに搭載

2021年9月19日 16:53

 ホンダは、原付二種(第二種原動機付自転車)パーソナルコミューター「スーパーカブ C125」に環境性能を向上させた新エンジンを搭載し、9月27日に発売すると発表した。同時に、原付二種(第二種原動機付自転車)レジャーバイク「モンキー125」に5速トランスミッションを採用した新エンジンを搭載し、同日発売する。

 今回新型2機種に搭載する新エンジンは、スーパーカブ C125に搭載する「ホンダ・8BJ-JA58」と、モンキーの「ホンダ・8BJ-JB03」。両エンジンともにロングストローク化を図り圧縮比を高めるなど、最高出力と燃費の向上を両立させ、最新の排出ガス規制に適合させた。

 スーパーカブ C125は、足まわりにフロントブレーキのロックを抑制し制動時の安心感に寄与する1チャンネルABSを標準装備。カラーバリエーションは、スーパーカブ初代モデルの印象を踏襲した「パールニルタバブルー」と、鮮やかな印象の「パールネビュラレッド」の全2色をラインアップ。

 快適性をより高める別売りの純正アクセサリーに、「グリップヒーター」と「ピリオンシート」を新たに設定したのもポイントだ。

 スーパーカブ C125は、スーパーカブシリーズ初代モデルの「スーパーカブ C100」を思わせるスタイリングに、扱いやすく燃費に優れた空冷・4ストローク・OHC・123cc単気筒エンジンを搭載。専用のアルミキャストホイールや各部に配したクロームメッキのパーツなどで上品な印象とした外観および、省エネルギー性に優れたLED灯火器や、より便利にエンジン始動ができる「Honda SMART Key システム」の採用など、利便性と快適性に寄与する装備で幅広い層から大変好評を得ているモデルだ。

今回同時に発売する、モンキー125に搭載する新エンジンも「ホンダ・8BJ-JB03」型。ロングストローク化を図り圧縮比を高めるなど、力強い走りを実現しながら最新の排出ガス規制※1に適合させた。また、前モデルの4速トランスミッションから5速トランスミッションに変更するなど、市街地走行からショートツーリングまでさまざまなシチュエーションで、レジャーバイクとしての操る楽しさを追求。足まわりには、フロントブレーキのロックを抑制し制動時の安心感に寄与する1チャンネルABSを標準装備した。

 カラーバリエーションは、情熱的で鮮やかな「パールネビュラレッド」と、爽やかな印象の「パールグリッターリングブルー」、精悍で落ち着いた印象の「パールシャイニングブラック」の全3色で、それぞれにツートーンカラーを採用しています。快適性をより高める別売りの純正アクセサリーには、「グリップヒーター」を新たに設定した。

 モンキー125は、初代国内市販モデルの「モンキーZ50M」より、連綿と引き継がれている「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの不変的な魅力を踏襲しつつ、楽しさをスケールアップ。剛性感のある倒立フロントフォークやクッション性に優れたシートを採用するなど、快適な乗り心地としなやかさを兼ね備えた操作感で、幅広い層のユーザーから大変好評を得ているモデルだ。

 新型の価格は、スーパーCUB125(国内販売計画2500台/年)、モンキー125(3500台同)共に、44.0万円である。(編集担当:吉田恒)

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