映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』燃え殻の人気小説を実写化、森山未來主演のラブストーリー
2021年9月19日 09:53
燃え殻の同名小説を実写映画化する『ボクたちはみんな大人になれなかった』が、2021年11月5日(金)より公開。主演は森山未來が務める。
■燃え殻の人気小説を実写化
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、2016年に初版発行された、作家・燃え殻による同名デビュー小説を実写化するもの。ある朝の満員電車の中で、昔の恋人に間違えてフェイスブックの友達申請を送ってしまった主人公「ボク」の混沌とした1日から始まるラブストーリーだ。
■過去と現在をSNSが繋ぐ、切ないラブストーリー
過去と現在をSNSが繋ぐこの物語は、誰もが感じる切なさや懐かしさが凝縮されていると、世代を超えて話題に。10代や20代からは時代を超えて感情に訴える「エモさ」で共感を集め、30代や40代からは舞台となっている90年代を代表するミニシアター、渋谷の街、流行した音楽や映画のタイトルなどを当時のカルチャーを懐かしみながら楽しめると人気を呼んでいる。
■森山未來が主演
そんな人気小説が、森山未來を主演に迎え、映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』として実写化。その他、伊藤沙莉、大島優子、東出昌大らが出演する。
【詳細】
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』
公開日:2021年11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー&NETFLIX全世界配信開始
出演:森山未來、伊藤沙莉、東出昌大、SUMIRE、篠原篤、平岳大、片山萌美、高嶋政伸、ラサール石井、大島優子、萩原聖人
原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
監督:森義仁 脚本:高田亮
配給:ビターズ・エンド 2021/124 分/カラー
<映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』ストーリー>
あの時も、あの場所も、あの人も、 すべてがいまの自分に繋がっている。1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった――。 志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……