NY外為:加ドル上昇、加CPI18年ぶり最大の伸び、NY原油73ドル

2021年9月16日 00:20


*00:20JST NY外為:加ドル上昇、加CPI18年ぶり最大の伸び、NY原油73ドル
NY外為市場では原油高を受け商品通貨買いが優勢となった。NY原油先物は米原油在庫が予想のほぼ2倍減少したため、供給不安に買いが加速し73.14ドルまで上昇。1カ月半ぶりの高水準となった。

ドル・カナダは1.2694カナダドルから1.2634カナダドルまで下落し日中安値を更新。カナダ円は85円96銭から86円55銭まで上昇した。原油高に加え、朝方発表されたカナダ8月消費者物価指数を受けてインフレ高進懸念が強まったこともカナダドル買いに繋がった。カナダ8月消費者物価指数は前年比+4.1%。伸びは2003年3月以降18年ぶり最大となった。

他の昇進通貨も強含み、豪ドル・ドルは0.7315ドルから0.7339ドルまで上昇。NZドル・ドルは0.7091 ドルから0.7118ドルまで上昇した。豪ドル円は79円83銭まで下落後、80円25銭まで上昇。NZドル・円は77円39銭まで下落後、77円83銭まで上昇した。

【経済指標】
・カナダ・8月消費者物価指数:前年比+4.1%(予想:+3.9%、7月:+3.7%)《KY》

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