レクサス、セダン「IS」にブラック基調の特別仕様車 一部改良も
2021年9月13日 15:35
LEXUS(レクサス)は9日、ISの特別仕様車の追加と一部改良を発表した。いずれも10月以降に全国のレクサスディーラーを通じて発売予定だ。
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1999年にアメリカで初代モデルが発売された、スポーツタイプのコンパクトFRセダン「IS」。現在新車市場で販売されているISは3代目である。ハイブリッドモデルや安全運転支援技術"Lexus Safety System +"など、現代社会に合わせて魅力を磨いている。
今回追加される特別仕様車は2種類。ともに"F SPORT"をベースとしており、それぞれ"Mode Black S"と"Mode Glitter"と名づけられている。
"Mode Black S"は、2020年11月発売の"Mode Black"の後継モデル。カラーコーディネートはブラックを基本色としており、鋳造アルミホイールやシートなどに新しい魅力を加えた。ドアミラーやステンレス製ウインドゥモールなどにもブラック塗装を施しており、LEXUSらしい洗練されたビジュアルを引き立たせている。
他にもスポーツドライビングのリアリティを求めるため、専用メーターオープニングも追加した。3眼フルLEDヘッドランプも加えるなど、かっこ良さだけでなく実用性も追い求めている。
"Mode Glitter"ではブラック基調の輝きを放つコーディネートが特徴。さわやかでスポーティなビジュアルを目指している。エクスとリアではアルミホイールがブラックスパッタリング塗装になった。ドアミラーやウインドゥモールもブラック塗装だ。インテリアでもステアリングやオーナメントパネルなどのアッシュ材に銀墨色を施している。特別仕様車らしいクールなデザインが目を引くだろう。
既存モデルの一部改良では先進安全運転支援技術のうち、レーントレーシングアシストの制御内容を適性化した。さらにIS350/300のブレーキペダルやマスターシリンダーなどを最新化するなどの見直しがある。
今回発表された特別仕様車の価格は、565万円~680万円(消費税込)。