「りょ」は英語で「You got it」!? 「I got」でなく「You got」?
2021年9月7日 16:26
「りょ」とは、了解という意味で特に若者に使われる表現である。既に一般的になりつつあり知っている人、実際に使っている人も多いのではないだろうか。ではこの「りょ=了解」を英語で表現する際「You got it」となる場合があるのは知っているだろうか。なぜ主語が「I」ではなく「You」なのか。今回はその違いにつて紹介しよう。
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■I got itの使い方
「I got it」は相手の言ったことが理解できたときに使う。以下がその例文だ。
Ex:1
A: This is how to use it.ok?(こうやって使うんだよ。わかった?)
B: I got it.(なるほど)
Ex2:
A: So we’re meeting at 9 tomorrow morning.(明日の朝9時集合で)
B: I got it.(了解)
「I got it」は言い換えれば「I understand / okay」となる。日本語では「オッケー・なるほど」などと訳すことができる。
■You got it の使い方
一方で「You got it」は相手の依頼や頼み事に対して承諾するときに使われる。以下がその例文だ。
Ex1:
A: Can you get this done by tomorrow?(これを明日までにやっといて)
B: You got it!(了解)
Ex2:
A: What can I get you?(ご注文は?)
B: I’ll have 2 beers. (ビールを2つ)
A: You got it!(はい)
友達・同僚・上司など関係を問わずに使われる。また2番目の例文はレストランなどのシチュエーションで、ウェイター・ウェイトレスが注文を承る際にも「You got it」を使う。
■I understandの意味を表す色々な表現
今回紹介したフレーズに似たもので「Got it!」「Gotcha」がある。「Got it」は「I got it / You got it」の略。「Gotcha」は「I got you」のことで「I understand」の非常にカジュアルな表現だ。どちらも会話で頻繁に使われるので覚えておくと良いだろう。
「I got it」「You got it」共に了解を表す表現だが使う場面は異なる。今回の記事を参考に是非使い分けられるようになってほしい。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)