ホラー映画『聖地X』岡田将生×川口春奈が“未知なる恐怖”と対峙、入江悠監督で人気舞台を映画化

2021年9月2日 16:22

 ホラー映画『聖地X』が、2021年秋に、劇場・配信同時公開される。

■人気舞台を入江悠監督で映画化

 ホラー映画『聖地X』は、前川知大が主宰するイキウメの人気舞台を、『ビジランテ』『AI 崩壊』などの入江悠監督で映画化するもの。

 企画は、「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』『樹海村』でヒットを飛ばし、『牛首村』の公開も控える東映のプロデュースチームと、『22年目の告白−私が殺人犯です−』『見えない目撃者』などを手掛けるロボット。オール韓国ロケで臨んだ現場には、『犯罪都市』『悪人伝』などを手掛けた B.A.エンタテインメントが参加し、ロボットと共同制作を行った。

■映画『聖地X』あらすじ

 夫との生活に嫌気がさし、離婚を決意した東要は日本を飛び出し、兄の輝夫が住む韓国の別荘へと足を向けた。突然妹が来たことに驚く輝夫だったが、夫のだらしなさを聞き傷がいえるまで共に韓国で過ごすこととする。

しかしそれは悪夢の幕明けだった。

二人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の名もなき聖地・「聖地 X」に足を踏み入れていた。そこに入った者は精神を病み常軌を逸して、奇妙な死を遂げていく・・・・・。

有能な祈祷師が祓いを試みるも太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。輝夫と要たちはこの「聖地 X」で起こる数々の惨劇から逃れ、忌々しい土地に根付く「約束された死」から解放されることはできるのだろうか・・・・・。

■岡田将生&川口春奈が“恐怖”に巻き込まれる兄妹役に

 主演は岡田将生、ヒロインは川口春奈が担当。岡田、川口ともに、入江悠監督の劇場版作品に出演するのは初となる。2人がどのような恐怖に巻き込まれるのか、注目したい。

 ■山田輝夫(岡田将生)
韓国の別荘に住む男性。妹・東要と共に、「聖地 X」に足を踏み入れてしまう。演じるのは、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でも注目を集めた岡田将生。第74回カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』での演技も高く評価されている。

<岡田将生コメント>
入江監督の気概に溢れている姿についていくスタッフ、キャスト。その内の 1 人でいれた事が何より心躍る日々でした。入江監督とは撮影を通して密にお芝居、映画についてよくお話させて頂き、信頼できる監督です。また新たな一面を引き出してもらえた気がします。

日本のスタッフ、そして韓国のスタッフ共同で作る映画は海を越えても映画愛を感じる撮影の日々でした。迎え入れてくれたスタッフには頭が上がりません。異国での1か月の撮影は当初不安でいっぱいでしたが、コミュニケーションを取るにつれて団結していく現場は映画ならではの空気だったのではないかと思います。

この映画、一癖も二癖もある映画になっています。一度でもこの映画に触れたら癖になる事間違いありません。是非ご覧ください。

 ■東要(川口春奈)
夫との生活に嫌気がさし、兄・山田輝夫が住む韓国へ。「聖地 X」に足を踏み入れる。ヒロインを務めるのは、大河ドラマ「麒麟がくる」で話題を集め、2022年の連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演も決まっている川口春奈。

<川口春奈コメント>
入江さんの世界観は以前からファンでした。久しぶりにご一緒できて何より嬉しかったのと、入江さんワールド全開の作品でワクワクしました。

なかなか全編海外で撮影することはないので新鮮でした。現地のスタッフさんも多数いるなか、何よりコミュ二ケーションを大切にしました。ご飯は美味しくて人は優しくて、恵まれた環境の中お仕事させてもらえたことに感謝です。

どんな映画なのかって説明するのが難しい内容になってはいますが、怖かったり不気味だったり考えたりハラハラしてもらえるんじゃないかと思います。皆さんの感想がとても気になります。

【詳細】
映画『聖地X』
公開時期:2021年秋 劇場・配信同時公開
監督・脚本:入江悠
原作:前川知大「聖地X」
出演:岡田将生 川口春奈
企画:東映、ロボット
制作プロダクション:ロボット
共同制作:B.A.エンタテインメント
配給:GAGA/朝日新聞社

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