microSDカード不要の前後2カメラ高性能ドラレコ「AN-R092」発売 KEIYO
2021年9月2日 12:36
慶洋エンジニアリングは、microSDカード不要のeMMC64GB内蔵2カメラ高性能ドライブレコーダー「AN-R092」を9月2日に発売する。Wi-Fi対応のほか、夜間でもクリアに鮮やかに撮影できるSONY製の”STARVIS”を搭載した。
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あおり運転が社会問題になるにつれ、ドライブレコーダーへの注目度も高まった。国土交通省の調査によると、2020年の搭載率は53.8%と、半数以上のクルマに装着されるようになった。一方で未だ半分近くのクルマはドライブレコーダーが装着されていないことになる。
国交省の調査によると、未だ搭載していない人たちの理由は、金銭的な要因がもっとも多く、半数近くは、1万円未満なら購入を検討したいと回答している。また現在使用している人たちの不満では、録画時間、録画画質、録画できる範囲に関するものが多く、替えを検討する理由も、録画範囲の広い商品や解像度の高い商品への乗り換えが多くなっている。これは安価なドライブレコーダーを購入した結果ともとれる。
そこで、どうせ購入するドライブレコーダーなら、安価なドライブレコーダーを購入するのではなく、性能が高いドライブレコーダーを検討したほうが良いだろう。結果、トータルの出費は安く抑えられるはずだ。
今回登場したドライブレコーダーは、録画メディアとしてmicroSDカードを必要としないため、microSDを別途用意する必要や、故障で買い替える必要もない。
一般にmicroSDカードは、1年程度で寿命を迎えるが、「AN-R092」に搭載されたeMMC方式のメモリーであれば、1週間14時間程度の運転で20年という長寿命だ。前後カメラで同時録画しているため、ユーザーの悩みの1つである広範囲録画にも対応している。
フロントカメラはフルHDを超えるWQHDの高画質で、隅々まで鮮明に映し出す。高性能CMOSイメージセンサー「STARVIS」を搭載しているため、夜間映像も美しく記録することが出来きる。GPSにより位置情報や時刻も録画が可能なほか、USB Type Cケーブルでの接続のため、複雑な配線の必要がなく、すっきりとした取り付けが可能だ。
ドライブレコーダーは、緊急時には重要な証拠となるアイテムのため、性能を重視したしっかりした製品を選ぶのが良いだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)