NY為替:米金融緩和策の早期縮小観測や質への逃避でドル強含み
2021年8月18日 06:47
*06:47JST NY為替:米金融緩和策の早期縮小観測や質への逃避でドル強含み
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円18銭へ弱含んだのち、109円66銭まで上昇して、109円59銭で引けた。7月の米小売売上高は予想以上に減少したほか、米8月NAHB住宅市場指数は予想外に低下したため、ドル売りが強まった。その後、地政学的リスクの上昇でドル需要が強まったほか、量的緩和策の早期縮小を織り込むドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1708ドルまで下落して1.1710ドルで引けた。ユーロ・円は128円69銭から128円26銭まで下落。ポンド・ドルは1.3795ドルから1.3726ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9100フランから0.9152フランまで上昇した。《MK》