映画『オアシス:ネブワース1996』オアシス“伝説の野外ライブ”を追体験できるドキュメンタリー

2021年8月15日 15:06

 「オアシス」の音楽ドキュメンタリー映画『オアシス:ネブワース1996』が、2021年9月23日(木・祝)から新宿ピカデリーほか全国で公開される。製作総指揮を務めたのはリアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー。

■オアシス絶頂期の“伝説のライブ”がドキュメンタリーに

 『オアシス:ネブワース1996』は、イギリスのポップ・ムーブメントの最高峰を極めたバンド「オアシス」結成30周年に際し、キャリア絶頂期における伝説のライブをドキュメンタリー映画化した作品だ。

■90年代最大の野外ライブ、英ネブワース公演とは

 「オアシス」にとってだけでなく、過去25年間で音楽シーンにとって最も象徴的なライブイベントとして語り継がれている「オアシス」の英ネブワース公演は、1996年8月10日と11日にハートフォードシャー州ネブワースで開催。チケット争奪戦は激戦を極め、2日間で25万人超もの観客を動員した90年代最大の野外コンサートだ。

 ライブ開催当時、英国は10年に及ぶ不況から徐々に回復している最中にあった。「オアシス」は、英国の急成長の中で新たに発見された楽観主義と威勢の良さを体現したバンドであり、マンチェスターの公団住宅に住んでいた彼らがあっという間に“世界最大級のバンド”になるという輝かしい成功体験に、人々は自分たちの可能性を見出した。

英ネブワース公演のセットリストは、「Columbia」「Acquiesce」をはじめ、「Champagne Supernova」「Don't Look Back In Anger」「Live Forever」、オーケストラをバックにした「I Am The Walrus」、そして「Wonderwall」など、最初から最後まで名曲づくし。まさにバンドの成功の頂点であると同時に、世代を超えた画期的なイベントとして記録されている。

■貴重な映像で“時空を超えたライブ・ビューイング体験”

 『オアシス:ネブワース1996』では、本来なら当時現場にいた人しか見ることのできなかった貴重な映像を通して、そんな英ネブワース公演の「時空を超えたライヴ・ビューイング体験」を楽しめる。

当時の会場の盛り上がりを体験したファンのコメントや、コンサート・バックステージの膨大な未公開映像を中心にバンドやコンサート主催者へ行ったインタビュー、そして「オアシス」の奏でた音楽を凝縮。全ての音楽ファンが、当時の歴史的なライブを追体験できるようになっている。

 製作総指揮を務めたのは、「オアシス」のギャラガー兄弟。監督はグラミー賞受賞者でもあるジェイク・スコットが務めた。

【詳細】
映画『オアシス:ネブワース1996』
公開日:2021年9月23日(木・祝) 新宿ピカデリーほか全国公開
出演:オアシス
監督:ジェイク・スコット
プロデューサー:ガーフィールド・ケンプトン
製作総指揮: リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アレック・マッキンレイ
原題:Oasis Knebworth 1996
製作国:イギリス サウンド:5.1ch 本編尺:111分
鑑賞料金:一律2,200円 ※特別料金

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