ホラー映画『キャンディマン』日本公開日が決定 予告映像&ビジュアルも解禁
2021年8月13日 16:44
恐怖の都市伝説を描くアメリカの新作カルトホラー映画『キャンディマン』の日本公開日が、2021年10月15日(金)に決定した。合わせて、日本オリジナル版の予告映像とポスタービジュアルも解禁された。
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■ジョーダン・ピール脚本&製作、カルトホラー映画『キャンディマン』
映画『キャンディマン(原題:CANDY MAN)』(2021)は、1992年制作の米ホラー映画『キャンディマン』の続編で、シリーズ4作目にあたるカルトホラー映画。
アメリカのとある黒人居住区に伝わる都市伝説「キャンディマン」にまつわる恐怖を描いた本シリーズ。キャンディマンとは、クライヴ・バーカーの小説『禁じられた場所』に登場した、“鏡の前でその名を5回唱えると、殺しにくる”という都市伝説の殺人鬼だ。その姿は、全身が大量の蜂に包まれており、右手に鋭利な鉤爪を持っている……。
新『キャンディマン』は、共同脚本&製作を『ゲット・アウト』(17)や『アス』(19)で高く評価され、今や世界的ホラー映画クリエイターの1人となったジョーダン・ピールが手がけていることでも、注目を集めている。
当初は20年6月に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅に遅れ、全米公開は21年8月27日となった。
■予告映像&ビジュアルも解禁
今回解禁となった日本オリジナル版予告は、遊び半分で鏡の前でその名を呼んでしまった少女たちが、キャンディマンの餌食になるシーンから始まる。さらに、次々とその名を呼んでしまった人々が恐怖へ陥れられていく。
だが予告の中盤では主人公が、「召喚してしまった」「何かが起きている」などと意味深な言葉を放ち、彼の様子が豹変していく姿が映し出される。“都市伝説は本当だった”というだけの、ありきたりなホラー映画ではないのは明らかだ。
巨大な鉤爪と蜂が強烈なインパクトを与えるポスタービジュアルには、「その名を5回唱えると、死ぬ。」というコピーが。試しに5回、その名を声に出してみたくなってしまった人も多いのではないだろうか。
■映画『キャンディマン』あらすじ、キャスト
舞台は、シカゴに実在した「カブリーニ=グリーン」地区。ここには、「キャンディマン」の都市伝説が語り継がれていた。恋人とともに引っ越してきたアンソニーは、ある男からその都市伝説の背後にある悲惨な物語を聞かされる。アンソニーはキャンディマンの謎を探求し始め、知らぬうちに恐ろしい過去への扉を開いてしまうーー。
主人公アンソニーを演じるのは、DC映画『アクアマン』(18)で悪役ブラックマンタを演じ、ジョーダン・ピール監督&脚本の映画『アス』にも出演していた俳優ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。その恋人ブリアンナ役は、MCUのドラマ『ワンダヴィジョン』(21)でモニカ・ランボーを演じている女優テヨナ・パリスが務める。
さらに、過去のシリーズ全作にキャンディマン役で登場している俳優トニー・トッドも出演。今年最注目の新作ホラー映画となりそうだ。
(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る)