NY為替:米7月PPI受けた金利上昇でドル買い再燃
2021年8月13日 07:00
*07:00JST NY為替:米7月PPI受けた金利上昇でドル買い再燃
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円55銭まで上昇後、110円32銭まで反落し、110円44銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が3週連続で減少、さらに、7月生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったため早期の緩和縮小観測が再燃し、長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。高値からは、高インフレへの脅威が再燃し、リスク回避の円買いに押され、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1724ドルまで下落後、1.1743ドルまで反発し、1.1730ドルで引けた。ユーロ・円は129円71銭まで上昇後、129円39銭まで反落。インフレ高進を警戒した株安に連れリスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.3855ドルから1.3801ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9217フランから0.9239フランまで上昇した。《MK》