大和ミュージアム、戦艦大和主砲作った旋盤移設のクラファン 1日で1億円突破
2021年8月12日 16:10
戦艦大和の主砲砲身部を製造するのに使用された大型旋盤が廃棄される見込みであったことから、広島県呉市の呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)が、同館への移設のためのクラウドファンディングを行ったところ、12日の段階で1億8000万円以上が集まったそうだ(クラウドファンディングのページ、ITmedia)。 この超大型旋盤は「15299機」という名称で、2013年まで兵庫県で大型船舶用エンジンの部品製造のために使用されていたという。クラウドファンディングに記載された内容によれば、この15299機は大和に関連する工作機械の中で唯一現存しているものだとしている。ITmediaの記事によれば、艦これファンなどの支援もあり、開始から8時間で第1目標だった4800万円に到達、続いて5時間後の午後10時に第2目標の7200万円に、4日午前9時には最終目標に設定されていた1億円を突破したとしている。