システムサポート 21年6月期は増収・2ケタ増益、ソリューション事業及びアウトソーシング事業が堅調に推移

2021年8月11日 16:16


*16:16JST システムサポート---21年6月期は増収・2ケタ増益、ソリューション事業及びアウトソーシング事業が堅調に推移
システムサポート<4396>は10日、2021年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.9%増の144.31億円、営業利益が同23.3%増の9.31億円、経常利益が同34.1%増の9.54億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.9%増の6.74億円となった。

ソリューション事業の売上高は前期比8.5%増の120.66億円、セグメント利益は同11.2%増の29.05億円となった。ERP導入案件及びシステムの維持運用の効率化に向けたクラウドシステム導入案件等のクラウドサービス利用支援分野の受注が堅調に推移した。

アウトソーシング事業の売上高は前期比6.5%増の17.80億円、セグメント利益は同11.3%増の5.58億円となった。AI関連サービス等を含めたデータセンター業務等が堅調に推移した。

プロダクト事業の売上高は前期比0.1%増の5.55億円、セグメント利益は同3.1%減の2.95億円となった。MOS(モバイル受発注システム)、就業役者(勤怠・作業管理システム)及びSHIFTEE(クラウド型シフト管理システム)等の販売は堅調に推移したが、建て役者(建築業向け工事情報管理システム)において顧客数は増加したもののカスタマイズの受注が減少した。

その他事業の売上高は前期比18.2%増の0.28億円、セグメント利益は0.06億円(前期は0.01億円の損失)となった。

2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比10.6%増の159.62億円、営業利益は同16.0%増の10.80億円、経常利益は同11.7%増の10.66億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.5%増の7.45億円を見込んでいる。《ST》

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