NY為替:米長期金利反転でドル買い強まる

2021年8月10日 06:38


*06:38JST NY為替:米長期金利反転でドル買い強まる
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円03銭まで下落後、110円35銭まで上昇して、110円35銭で引けた。米国内で新型コロナ感染件数が増加し、力強い景気回復に懸念が浮上したため、長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された6月JOLT求人件数は予想以上に増加し、過去最高となったため景気の先行きについて悲観的な見方が後退。早期の金融緩和縮小を織り込み長期金利が反転したことから、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1769ドルまで上昇後、1.1735ドルまで下落して、1.1736ドルで引けた。ユーロ・円は129円58銭から129円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.3889ドルから1.3841ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9161フランから0.9207フランまで上昇した。《MK》

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