ソニー、レンズ交換式のVLOGCAM「ZV-E10」を発表

2021年7月28日 17:30

ソニーは27日、レンズ交換式のVLOGCAM「ZV-E10」を発表した。2020年6月に発売された「ZV-1」に続くVLOGCAMシリーズの製品。発売予定日は9月17日となっている。有効約2420万画素のAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、同社の一眼カメラαシリーズと互換性のあるEマウント規格に準拠したレンズが使用可能な点が特徴(ソニー公式公式動画(ショート版)CNETデジカメ WatchAV Watch)。 Webカメラとして使用できるUVC/UAC規格に対応している。動画撮影時は4K/30P、フルHD時は120Pに対応している。本体に関しては同社のα6400に近い仕様であるようだが、本体のみの価格が予想価格で7万8000円前後、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付属するレンズキットが8万9000円前後と、競合ポジションとなるパナソニックのLUMIX G100よりも安価で戦略的な価格設定となっている。 VLOG向けに最適化された各種機能を搭載しており、ZV-1に引き続き商品レビュー用設定が用意されたほか、バリアングル液晶モニターを採用、録画状態が分かるよう本体前面に赤いレコーディングランプが備わっている。またZV-1で不満点としてあげられていた給電方式に関してもUSB-Cに対応した。 このほか、逆光などでも常に顔の明るさをキープする「顔優先AE」、顔の小じわやシミなどを目立たなくする「美肌効果」、APCセンサーモデルでは初採用と見られる電子手ブレ補正「アクティブモード」、集音性能とノイズリダクション機能を両立させた3指向性カプセルマイクを内蔵するなどの機能が用意されている。 

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