DirectStorage API、Windows 10 バージョン1909以降で利用可能に
2021年7月24日 21:50
Microsoft は 6 月に Windows 11 を発表した際、DirectStorage テクノロジーが Windows 11 限定で提供されると説明していたが、Windows 10 でも利用可能になるようだ( DirectX Developer Blog の記事、 BetaNews の記事、 Ars Technica の記事、 Ghacks の記事 )。
DirectStorage はストレージテクノロジーの進歩に合わせ、ゲームデータのロードを高速化する DirectX ファミリーの API で、当初は Xbox Series X に Xbox Velocity Architecture の一部として導入された。昨年 9 月には Windows PC での提供計画が発表されていたが、Windows 11 発表時には Windows 11 限定で提供とされた。
Microsoft によれば、DirectStorage SDK は DirectX 12 Agility SDK と同様に Windows 10 バージョン 1909 以降と互換性があるという。ただし、Windows 11 は DirectStorage の利用を想定して構築されており、ストレージスタックが最適化されていることから DirectStorage の潜在能力全てを利用可能になるとのことだ。