東京為替:株安を警戒してドル売り・円買いは強まる

2021年7月15日 17:13


*17:13JST 東京為替:株安を警戒してドル売り・円買いは強まる
15日の東京市場でドル・円は弱含み。午前中に110円03銭まで買われたが、日経平均株価の下げ幅拡大を警戒して109円75銭まで反落。本日発表された中国4-6月期国内総生産(GDP)は、市場予想をやや下回ったが、同時発表の6月小売売上高と6月鉱工業生産は市場予想を上回っており、中国の主要経済指標に対する市場反応は限定的だった。ユーロ・円は弱含み。朝方に130円20銭まで買われた後、129円84銭まで弱含みとなった。ユーロ・ドルは下げ渋り。1.1821ドルまで下げた後、1.1847ドルまで戻す展開。

・17時時点:ドル・円109円75-85銭、ユーロ・円129円90-00銭
・日経平均株価:始値28,539.32円、高値28,571.72円、安値28,240.21円、終値28,279.09円(前日比329.40円安)

【要人発言】
・加藤官房長官
「菅首相が16日にAPEC非公式首脳会議にオンライン参加」

・菅首相
「IOCと組織委はしっかりとやって欲しい」
「東京都と連携し対策しっかりやることが大事」

【経済指標】
・中国・4-6月期国内総生産:前年比+7.9%(予想:+8.0%)
・中国・6月鉱工業生産:前年比+8.3%(予想:+7.9%)
・中国・6月小売売上高:前年比+12.1%(予想:+10.8%)
・中国・6月調査失業率:5.0%(予想:5.0%)
・英・6月失業率:5.8%(5月:6.0%)
・英・3-5月ILO失業率:4.8%(2-4月:4.7%)《MK》

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