東京為替:ドル・円はやや上げ渋るもリスク回避的な円買い拡大の可能性低い

2021年7月14日 10:45


*10:45JST 東京為替:ドル・円はやや上げ渋るもリスク回避的な円買い拡大の可能性低い
14日午前の東京市場でドル・円は110円50銭近辺で推移。株安を意識したドル売り・円買いは特に増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。ただ、110円台後半には短期筋などのドル売り興味が残されており、ドル・円は引き続き上げ渋っている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円47銭から110円70銭、ユーロ・円は130円13銭から130円36銭で推移、ユーロ・ドルは1.1772ドルから1.1781ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値74.27ドル 安値74.97ドル 直近74.21ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・米量的緩和策の早期縮小観測は後退
・欧米諸国の景気回復ペースは鈍化との見方《MK》

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