東京為替:ドル・円は切り返し、夕方に一段高
2021年7月12日 17:05
*17:05JST 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方に一段高
12日の東京外為市場でドル・円は切り返し。仲値にかけての買いが一服すると、110円01銭まで下落。ただ、110円付近で買戻しが観測され、値を戻す展開に。日経平均株価の大幅反発などを好感した円売りも継続し、ドルは朝方の高値を上抜け110円28銭まで値を切り上げた。
・ユーロ・円は130円91銭から130円66銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1880ドルから1.1856ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円110円10-20銭、ユーロ・円130円70-80銭
・日経平均株価:始値28,412.70円、高値28,595.12円、安値28,405.60円、終値28,569.02円(前日比628.60円高)
【経済指標】
・日・5月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+7.8%(予想:+2.5%、4月:+0.6%)
・日・6月国内企業物価指数:前年比+5.0%(予想:+4.8%、5月:+5.1%←+4.9%)
【要人発言】
・シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事
「過度に高いインフレは経験しないと確信している」
・中国人民銀行貨幣政策委員会
「預金準備率引き下げは通常の流動性オペ。穏健な金融政策の方向性に変更はない」《TY》