『ヴェノム』待望の続編! 中村獅童ら日本語吹替キャストが音声コメント

2021年7月10日 16:21

 2018年の劇場公開が記憶に新しい『ヴェノム』。人気ヒーロー・スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐なダークヒーローとして世界中のファンを熱狂させた。待望の続編となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が2021年劇場公開される。

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●前作から続投の日本語吹替キャストが音声コメント

 今回の音声コメントに登場するのは中村獅童、諏訪部順一、中川翔子、内田直哉の4名。全員前作から続投のキャストだ。音声コメントには意気込みだけでなく各々が演じるキャラクターの台詞も納められた。前作からのファンはもちろん、本作で初めて「ヴェノム」を見る人もぜひ聴いておきたい内容となっている。

●諏訪部順一: エディ・ブロック(トム・ハーディ)

 正義感溢れる主人公エディ・ブロック(トム・ハーディ)を演じる諏訪部。記憶に新しいのは大ヒットアニメ「鬼滅の刃」(2019)で鼓を使い攻撃する鬼・響凱(きょうがい)を演じたことだ。

 バリトンボイスで様々な役を演じ分ける諏訪部。トム・ハーディの持つ「大人の男の色気」を今回はどのように表現するのか、期待したい。

●中村獅童: ヴェノム

 歌舞伎役者の中村獅童は主人公エディに寄生するシンビオート(地球外生命体の寄生生物)ヴェノムを演じる。スパイダーマンの大ファンという獅童は前作『ヴェノム』(2018)以外にも、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)で宿敵・エレクトロを演じた実績もある。

 ファンを公言している獅童ならではの、今作に対する熱いメッセージに注目だ。

●中川翔子: アン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)

 いわゆる「オタク」として漫画・アニメに対する膨大な知識を持つ中川翔子は、マーベルに対する造詣も深い。そんな中川が演じるのはエディの元婚約者アン・ウェイング。芯が強くタフな女性像がどこか中川自身に重なる。

 ジャンルにこだわらずアニメや漫画・映画を愛する中川の意気込みを、本編鑑賞前にぜひ聞いておいてほしい。

●内田直哉: クレタス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)

 内田が演じるのは前作のラストで只ならぬ存在感を放ったクレタス・キャサディ。声優だけでなくドラマ・映画・舞台と幅広いシーンで鍛え上げた内田の演技力は、わずかな声色の変化で観客を魅了する。今回の音声コメントでは狂気たっぷりに「世界よ、狂え」という台詞を披露。

 本編ではシリアルキラー・クレタスをどこまで不気味に演じ切るのだろうか?

●前作を超えるヒットの予感

 前作の『ヴェノム』(2018)は全世界興行収入で941億円を超えた大ヒット作だ。続編の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、前作に引き続き声優・俳優界のトップを走る豪華キャストを再集結させた。今作ではどのようなエンターテイメントを我々に見せてくれるのか?前作を超えるヒットの予感とともに本編公開を待ちたい。


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