東京為替:1ドル109円80銭近辺、菅首相、西村再生相の発言を擁護
2021年7月9日 10:49
*10:49JST 東京為替:1ドル109円80銭近辺、菅首相、西村再生相の発言を擁護
午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円80銭近辺で推移。西村再生相が、8日に行った「休業要請に応じない飲食店の情報を金融機関に提供する」との発言について、菅首相は9日、「どういう発言か承知していない」との見解を述べた。また、優先的地位の濫用にあたるとの質問には、「そういう趣旨の発言はしていないと思っている」と述べたもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が574.48円安と寄り付きから下げ幅を拡大している。為替が円高方向に進行していることで輸出関連株を中心に下落し、軟調な展開が続いている。また、ファーストリテイリング<9983>が1210円安、東京エレクトロン<8035>が480円安、ソフトバンクG<9984>が212円安など指数に寄与度の高い銘柄が下げ幅を拡大していることが相場の重しとなっているようだ。《FA》