Microsoft、Windows 11を正式発表

2021年6月25日 18:16

headless 曰く、 Microsoft は日本時間6月25日、Windows 11 を正式発表した(Windows Experience Blog の記事Microsoft Docs の記事Microsoft 365 Blog の記事)。

次世代 Windows となる Windows 11 はセンタリングされたタスクバーやフローティング表示のスタートメニュー、角丸ウィンドウなどが外見上の特徴となる。先日 ISO イメージがリークしており、名称もバージョン情報で確認できていたため、驚きの少ない発表になった。

Windows 11 は年内のリリースが計画されており、Windows 10 PC には無償アップグレードで提供される。ただしシステム要件が変更されるため、要件を満たさない PC をアップグレードすることはできない。Windows 10 のシステム要件と異なる部分としては、32ビットプロセッサが非サポートとなり、1GHz以上・2コア以上の64ビット互換プロセッサまたは SoC が必要になる。RAM は最低4GB、ストレージは最低64GBと倍増し、セキュアブート対応のUEFIや TPM 2.0、DirectX 12 以上のグラフィックスカード、9インチ以上のHD(720p)ディスプレイが必要だ(Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件について)。

Windows Insider Program では来週にも Windows 11 Insider Preview の提供開始を計画しており、24日までに Dev チャネルのWindows 10 Insider Preview ビルドをインストールした環境では、Windows 11 の最低システム要件を満たさなくても Windows 11 Insider Preview が提供される。新たにエンロールする場合、最低システム要件を満たさなければリリースプレビューチャネルで Windows 10 のリリースプレビュービルドのみを受け取ることになる(Windows Insider Blog の記事)。

 新規要素としてはWindows 11上でAndroidアプリが動作することが発表された。Amazonとの協業により追加された機能だという。またWindows Vistaや7で採用され、8や10では廃止されていたウィジェット機能も復活するとのこと。

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