東京為替:1ドル109円60銭台、日経平均はFリテが重し、 FRB、社債売却へ
2021年6月3日 12:01
*12:01JST 東京為替:1ドル109円60銭台、日経平均はFリテが重し、 FRB、社債売却へ
東京外為市場でドル・円は1ドル=109円60銭台で推移。FRBは、2日、2020年に購入した社債の売却を開始すると発表した。昨年は、新型コロナウイルスによる金利の急上昇による危機対応で、FRBが社債の購入に踏み切っており、今後は市場への影響を注視しながら売却を進めるとしている。なお、社債の緊急購入はすでに中止しているもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が102.14円高と上げ幅を若干縮小して午前の取引を終了した。昨日に引き続き、自動車株が買われ相場をけん引しているもようだ。また、EUが新型コロナの感染状況に関して、日本を4か月ぶりに安全国に指定したことが好感され、航空株や鉄道株などが買われ相場を下支えしているようだ。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が4100円安となり、相場の上値を抑えているようだ。《FA》