洋楽で楽しく英語のリスニング力を鍛えられるおすすめサイト
2021年4月11日 07:34
洋楽を聴いて英語のリスニング力をアップしたい人におすすめなのが、「LyricsTraining」というサイトだ。YouTube上の音楽動画を素材に、歌詞の聴き取りをゲーム感覚で楽しみながらできる、画期的なコンテンツなのだ。
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■洋楽ファンにおすすめの歌詞ディクテーションゲーム
洋楽の歌詞を正確に聴き取ることは、英語に自信がある人にとっても難しい。なぜなら、そもそもメロディありきなので、日常会話とは英語のリズムが大きく異なるからだ。ふつうの英語でも聞き流しではほとんど効果がないのだから、洋楽を聞いてリスニング力を上げるには、よほど集中して耳を凝らす必要がある。
その点、「LyricsTraining」はおすすめだ。自然と歌詞に集中できるような工夫が凝らされている。
具体的にはこうだ。音楽動画を再生すると、それに合わせて歌詞が画面下に表示される。ところが、その歌詞はところどころ虫食いになっていて、全文は表示されていない。ユーザーは、歌を聞きながらその虫食い部分にどんな単語が当てはまるかを考え、文字をタイプして歌詞を完成させていくのである。
要は、歌詞のディクテーションをゲーム感覚でできるようにしたサイトなのだが、初心者から上級者まで英語力によってレベル分けされており、誰でも楽しめるようになっているのがミソだ。
選択肢のなかから適切な単語を選ぶモード(Choice Mode)と、虫食い部分を自分でタイプするモード(Write Mode)に分かれている。
Write Modeはさらに4つのレベルに分かれており、レベルが上がるごとに歌詞の虫食い部分が増えていく。「Beginner」レベルは虫食いの割合が全体の10%だが、「Expert」レベルでは全部が虫食い状態、つまり、歌詞全文をタイプしなければならない最上級モードになっているという具合だ。
■リスニングの弱点分析にもおすすめ
「LyricsTraining」なら、単に歌詞カードを見ながら曲を聴くよりも、断然集中して聴けるだろう。しかも、プレイするたびごとに虫食い部分が異なるため、1回やるだけで飽きてしまうこともない。同じ曲を何度も聴いて、どんな単語や発音が聴き取れていないのか、弱点を自己分析するのにもいいだろう。
ちなみに、「LyricsTraining」はブラウザ版だけでなく、スマホアプリも用意されている。ただし、スマホアプリでは無料でのプレイに制限があるので、最初はアカウント登録なしで遊べるブラウザ版で試してみよう。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)