トヨタとスバルが新型車を共同開発 4月5日に公開
2021年3月27日 07:45
TOYOTA GAZOO Racingとスバルは25日、共同開発した新型車両を4月5日に公開すると発表した。発表当日はオンラインイベント「いっしょにいいクルマつくろう!トークセッション」を開催し、新型車両の公開とともに、開発の背景などが紹介される。
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トヨタとスバルは2005年に提携。2007年にはスバルのアメリカにおける生産拠点で、トヨタから発売される乗用車の受託生産がスタートしている。2012年には共同開発であるトヨタ・86とスバル・BRZが誕生。それぞれのメーカーにとって久々の新型スポーツカーということもあり、大きな話題を呼んだ。
2018年にはスバル初のPHEVである「クロストレック ハイブリッド」が登場するが、こちらにはトヨタのハイブリッドシステムを使用している。翌年にトヨタとスバルは、SUVスタイルのEVを共同で作ることに合意した。今回、86とBRZに続く2度目の提携開発の成果を発表することになり、その展開に注目が集まる。
トークセッションにはTGRの佐藤恒治会長、スバルの藤貫哲郎執行役員CTO技術統括本部長が出席予定。各メーカーの開発メンバーも登場し、新型車の魅力がアピールされると見られる。
配信は4月5日13時から開始予定。内容は発表会の趣旨説明から始まり、合同発表までの経緯も語られる。新型車両が公開された後にトークセッションが行われ、トヨタとスバルの今後の取り組みを発表して締めくくられる予定。イベントの模様はTGRおよびスバルの公式YouTubeチャンネルで同時に配信される。
86とBRZに続く2度目の共同開発として、多くの自動車ファンからの注目が予想される。公開車両についてはクーペやSUVのような車両タイプや、ハイブリッドやEVのような動力形式も含めて何も明らかにされていない。すべては4月5日のイベントで明らかになる。