サンリオ史上最大の美術展「サンリオ展」全国で
2021年3月15日 17:39
サンリオ史上最大の美術展「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」が、全国主要都市の美術館および博物館で開催予定。第1弾は、名古屋・松坂屋美術館にて2021年4月24日(土)から6月12日(土)まで開催される。
■サンリオ史上最大の美術展が全国巡回
「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」は、サンリオ創業60周年を記念した美術展。創業から60年の間に400以上のキャラクターを生み出し、日本の“カワイイ文化”を築き上げてきたサンリオ。展覧会では、サンリオのルーツを探りながら、ヒットキャラクターたちをどのように生み出してきたのかに迫る。
展示には、サンリオだからこそ明らかにできる企画意図や苦労話、企業としてのビジネス戦略、その裏にあるファンへの想いなども含まれており、サンリオ好きにはたまらない内容。もちろん、「ハローキティ」や「マイメロディ」といった人気キャラクターの貴重なデザインや商品も会場に並ぶ。
■「サンリオ展」見どころ
■第1章:いちごから始まった「カワイイ文化」
展示は、増田セバスチャンによるシンボリックアート「Unforgettable Tower」からスタート。その後、第1章の『いちごから始まった「カワイイ文化」』では、「人を感動させる」サービスから始まったサンリオのルーツを探る。やなせたかし、水森亜土、内藤ルネなど、日本を代表する作家との関わりも紹介。
■第2章:キャラクターの誕生
第2章『キャラクターの誕生』のチャプターでは、「マイメロディ」の貴重な原画や、「パティ&ジミー」のラフ画を展示しながら、サンリオキャラクター誕生の過程を紹介。「サンリオデザインのヒミツは罫線にある?!」「作家性を排除したデザインとは?」「すべての判断基準はカワイイかかわいくないか?」など、サンリオのこだわりを紐解いていく。
■第3章:サンリオキャラクターズ
生み出したキャラクターを、サンリオがどのようにして人気者へ育てていったのかを解説するのが第3章『サンリオキャラクターズ』。世の中にキャラクターが溢れかえった1980年代にフォーカスし、生き延びるキャラクターを作り上げたサンリオの手腕に迫る。
■第4章:「カワイイ」という感覚はすべて「いちご新聞」が教えてくれた!
第4章『「カワイイ」という感覚はすべて「いちご新聞」が教えてくれた!』の章では、サンリオの情報誌「いちご新聞」を紹介。往年の記事やショップ、グッズに関するエピソードを交えながら、サンリオが「いちご新聞」を通じてファンに伝えたかったことを掘り下げる。
■第5章:大人が好きになってもいいの?「ハローキティ」が起こした価値観の革命
第5章『大人が好きになってもいいの?「ハローキティ」が起こした価値観の革命』では、45年以上ものあいだNo.1キャラクターでありつづけた「ハローキティ」に着目。「ハローキティ」ブームをテーマに、サンリオキャラクターが子供にも大人にも長く愛され続けている秘密に迫る。今回の目玉とも言える、世界的セレブ「レディ・ガガ」の着用ドレスを再現したピースも要チェックだ。
■人気アーティストのアート作品展示も
会場では、今回の展覧会のためだけに、人気アーティストが制作したオリジナル作品も展示。金魚絵師として知られる深堀隆介やバンブーアーティストの中臣一、彫刻家の森貴也、はしもとみお、切り絵作家の福井利佐らが、サンリオをテーマにしたオブジェを展開する。
【詳細】
「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」
■名古屋開催
日程:2021年4月24日(土)~6月12日(土)
場所:松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号
開館時間:10:00~19:30 ※最終日は18:00閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
※東京・大分ほか、全国主要都市に巡回予定
入館料:一般 1,300円(1,100円)/高・大生 1,000円(800円)/小・中生 600円(400円)/数量限定グッズ付きチケット2,000円(1,800円)
※未就学児以下無料、小学生以下は保護者同伴。※( )内は前売り料金。
※障害者手帳・特定疾患医療受給者証持参者と付添い1名まで無料。
※前売券は松坂屋美術館、ローソン・ミニストップ(Lコード:48000)で4月23日(金)まで購入可。
※グッズ付きチケットは、一般入場券とグッズ引換券のセット。数量限定となり、券種は1種でローソンチケットのみ。グッズは引換券と交換で会期中会場に引渡し。(特典グッズはフレークシール5枚入りオリジナルPVCフラットポーチ。)
【問い合わせ先】
松坂屋名古屋店
TEL:052ー251-1111(大代表)
※東京・大分ほか、全国主要都市にて巡回予定。