後場の日経平均は319円高でスタート、ソニーや任天堂が高い

2021年3月12日 13:02


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29530.94;+319.30TOPIX;1941.97;+17.05

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比319.30円高の29530.94円と前場終値から上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上げ幅を若干拡大。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=108円70銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場でダウが市場最高値を更新し、SOX指数も反発したことで、半導体関連銘柄を中心に上昇となった。後場の日経平均は午前の終値より上げ幅を拡大してスタート後は、強含みとなっている。午前に続き、半導体関連株が上げ幅を拡大し、相場をけん引しているが、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が310円上昇し、日経平均に66円の寄与していることも、指数の上昇要因とされているようだ。

 セクター別では、金属製品、電気機器、鉱業、鉄鋼などが上昇率上位となっており、一方、不動産業、保険業、電気・ガス業、銀行業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、エムスリー<2413>が高く、ファーストリテイリング<9983>、三菱UFJ<8306>、マネックスG<8698>、アステラス製薬<4503>、三井住友<8316>が安い。《CS》

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