英語中級者必見! 誤解される馴染みのフレーズ4選
2021年3月7日 08:43
英語(英会話)の勉強を始めて数カ月~1年程度経つと、ある程度語彙も増え簡単な会話ならできるようになる。ちょうど英会話を楽しめるようになる時期といえるだろう。今回はそんな英会話初級~中級の人だからこそ陥りやすい、誤解される馴染みのフレーズ4選を紹介する。
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■It’s Okay
「OK」という単語は英語を全く話せない人でも知っているのではないだろうか。もはや英語というよりは外来語として認識されている単語だが、日本語の「OK」と英語の「Okay」は同じではない。
日本では「オーケー=グッド」と捉えられることが多いが英語圏において「Okay=not that good」と捉えられることが多い。例えば「How’s your business coming along?(仕事の調子はどうだい?)」と尋ねられて「It’s okay」と答えてしまうと「良くもなければ悪くもない・ちょっとした問題がある・順風満帆ではない」といった意味に捉えられることが多い。
日本語でも「ぼちぼち」という表現があるが、この場合「結構良い(けど謙遜して)」というニュアンスが含まれていることが多いのではないだろうか。それと似たようなものである。英語で「ぼちぼち」と答えたければ「good / great」などを使うようにしよう。
因みに発音にも注意したい。日本語では「オーケー」だが実際「オゥケィ」に近い発音なので覚えておこう。
■Do you have time?
今やスマホがあるのであまりないシチュエーションかもしれないが、もし通りがかりの人に時間を聞くつもりで「Do you have time?」と尋ねると、相手は無視して素通りしていくだろう。むしろこの質問をしたあなたは変な人だと思われるかもしれない。
「Do you have time?」は「ちょっと時間無い?(ちょっと付き合ってくれない)」という意味になる。時間を尋ね長ければ「Do you have THE time?」と聞くようにしよう。1つの言葉が大きな違いを生むので気を付けよう。
■So What?
会話の相槌として「それでどうしたの?」と言うつもりで「So what?」を使っていないだろうか。もしそうなら今すぐこれを使うのは止めることをおすすめする。「So what?」は「だから何だっていうんだ!?」という意味になり、相手に喧嘩を売っていることになる。この場合は「Then what happened?」などを使うと良いだろう。
■You’re welcome
これまた誰でも知っているであろう「どういたしまして」という表現だ。これ自体は問題ない。しかし特に米国などカジュアルな会話を好む文化では少し固い印象を受ける。日常の会話では「No problem」などを使うと良いだろう。
今回紹介したものは誰でも知っている簡単でお馴染みのフレーズばかりである。しかしそのような単語・フレーズこそ微妙なニュアンスの違いを知る必要がある。それを理解できればあなたの英語力は格段にアップするだろう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)