総務省、無線設備試買テストの結果発表 AnkerやAUKEYの製品が電波法違反に
2021年2月12日 16:45
総務省は5日に発表した「令和2年度無線設備試買テストの中間結果報告」の中で、「著しく微弱な無線局」の基準を超える製品34機種を発表した。このテストは市販されている製品を総務省が購入し、実機を使用して電波の強さの測定を行うというもの(総務省 電波法に基づく免許等が必要な無線設備[PDF]、ITmedia、ケータイWatch)。
今回発表された製品の中には、国の定める微弱の基準の許容値を著しく超える製品として、アンカージャパンの車載用FMトランスミッター「Anker Roav FM Transmitter F0」、AUKEY internationalの車載用FMトランスミッター「BT-C4」の2製品が含まれていることが分かった。アンカージャパンは2月10日、公式Twitter上で、
人体に影響を及ぼしたり、他の機器を破壊したりする危険性はございませんが、他の無線局との混信や電波妨害が発生しないよう定められた基準値を上回る製品のご使用は電波法で禁止されておりますため、当該製品をお持ちのお客様はご使用をお控えください。
「Anker Roav FM Transmitter F0」の使用をしないように求める告知を行っている。その後の対応については追って連絡するとしている。