ネット通販の置き配利用経験者は3割 コンビニなど店舗での受け取りとほぼ同割合
2021年2月6日 15:51
MMD研究所が2日発表した調査によると、通販注文した荷物を玄関前に置いておく「置き配」を利用した経験者は全体の30.8%いるという。置き配自体の認知度は「知っている」、「名前だけ聞いたことがある」を合わせて全体の85.6%と高くなっており、仕組み自体も約6割は把握しているそうだ。同研究所では、全国の18~69歳男女4373人を対象に予備調査を行い、その中から置き配を使った経験のある336人を対象に情報を集めたという(MMD研究所)。 ネット通販の利用経験者3812人を対象に、使ったことのある受け取り方法を聞いたところ「自宅での対面受け取り」が最も多く85.4%、次に「置き配」が30.8%、「コンビニなど店舗での受け取り」が28.7%となった。さらに自宅等の「宅配ボックス」が21.9%ほどおり、宅配業者等の「営業所での受け取り」は21.6%、「職場受け取り」も11.3%ほどいたとのこと。 置き配の場所に関して一戸建て居住者192人に聞いたところ、「玄関前」が最も多く87.5%、次に「自転車かご」が10.9%、「物置」が10.4%だったとのことた。マンション・アパート居住者の141人に関しても、同様に置き配の場所を聞いたところ、同じく「玄関前」が最も多く77.3%。次点は「ガスメーターボックス」で19.9%。管理人などに預るが14.9%だったとのこと。