ソニーはSMEによる音楽事業の買収・拡大が好感されて大きく出直る

2021年2月2日 09:42

■NY市場でもADRが上げ買い安心感が

 ソニー<6758>(東1)は2月2日、大きく出直って始まり、取引開始後は1万450円(295円高)まで上げている。NY市場でADR(預託証券)が上げた上、同日朝、ソニー・ミュージックエンタテインメントが米国のインディーズアーティスト音楽事業の買収を発表し、注目されている。

 2月2日朝8時30分、ソニー・ミュージックエンタテインメント(Sony Music Entertainment、SME)が、主にインディーズアーティストを対象とした音楽制作及び配給事業である「AWAL」、ならびに音楽の著作隣接権管理事業である「Kobalt Neighbouring Rights」を取得するために、これらの事業に関するKobaltの子会社の全ての株式及び関連資産の譲渡にかかる確定契約を締結したと発表した。取得対価は430百万米ドル(約452億円)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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