高級Androidタブレット市場へひさしぶりの新製品、NEC PCから

2021年1月21日 17:04

NECパーソナルコンピュータ(NEC PC)が、ハイスペックタイプのAndroidタブレット2機種を投入する。国内ではしばらくの間、安価で低スペックなAndroidタブレットしか流通しておらず、絶滅するのではないかとみられていたことから一部では注目を集めているようだ。発表されたのは上位モデルとなる11.5型「T1195/BAS」とスタンダードタイプの11型「T1175/BAS」の2機種。(NECEngadgetPC Watch )。 T1195/BASは11.5型2,560×1,600ドット有機ELディスプレイを搭載。階調表現の広いHDR10に対応し、SoCにはQualcomm製のSnapdragon 730Gを採用。メインメモリは6GB、ストレージ容量は128GB、バッテリ容量は8,400mAhで駆動時間は最大約15.6時間となっている。本体は264.3×171.4×5.8mm、重量は485g。 カメラもデュアル構成となっており、背面側に1,300万画素+500万画素広角、前面側にも800万画素を搭載している。顔認証用カメラを搭載した上で指紋認証にも対応するという。また別売で日本語JIS準拠のキーボード付きカバーも用意されているとのこと。 スタンダードタイプの「T1175/BAS」では、11型2,000×1,200ドットIPS液晶ディスプレイを採用。HDR10にも対応する。SoCにはQualcomm製のnapdragon 662、メインメモリは4GB、ストレージ容量は128GB。バッテリ容量はやや少なく7,500mAh。で、駆動時間は約13.6時間。 カメラは背面側に1,300万画素、前面側に800万画素を用意している。こちらは顔認証機能はあるが指紋認証には対応していない。本体258.4×163×7.5mmで重量は490g。厚さはT1195/BASよりやや厚めとなっている。T1195/BASにない機能としては、防塵/生活防水:IP5X/IPX2対応している点がある。 なおこちらにはNEC Direct限定モデルでメモリとストレージ容量を減らした「TAB11/201」も用意されている。いずれも搭載OSはAndroid 10となっている。 

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